一日セミナー 2020

脳卒中片麻痺に対する運動療法

〜麻痺の程度に合わせた評価と治療アプローチの実践〜

【テーマ】

脳卒中症例に対する運動療法
~麻痺の程度に合わせた治療アプローチの実践〜



今セミナーはこんな方にオススメです。

★脳血管疾患のリハビリに自信の持てない方

★麻痺の程度に関わらず同じような手技、リハビリを選択してしまっている方

★運動療法を(もう一度)基礎から学びたい方

★筋トレではなく、神経筋促通やハンドリングとして治療アプローチを学んでみたい方



【概要】
今セミナーでは片麻痺者に対する運動療法の考え方や麻痺の程度に合わせたアプローチ方法を学習します。
麻痺の程度を「低緊張または弛緩症例への筋緊張を高めていく運動療法」「痙性麻痺からの分離運動の促通」「巧緻運動やアクティビティにつながる運動療法」に分け、それぞれをテーマに開催を予定しています。
運動療法は、我々セラピストの原点です。様々な手技や概念があり、アプローチは非常に多岐に渡りますが、全ては学生時代に学んできている運動・解剖・生理学です。
その知識を最も生かすことのできるアプローチが運動療法ではないでしょうか。実技を通して皆様自身の体で「体験」する時間を出来るだけ多くすることで、「実際の臨床場面ではどのように介入していけばよいか」を解消していける内容となっております。
詳細は下記をご確認下さい。



【詳細】
step1:低緊張または弛緩症例に対するアプローチと介入戦略(BRSTⅠ〜Ⅱ)
近年の脳卒中後遺症では、筋緊張が上がらず、体幹中枢部や四肢近位部の低緊張を呈する症例が増加しています。
皆様の臨床でもそういった患者様や利用者様が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
今セミナーでは、そんな低筋緊張を呈する症例を想定し、筋緊張を高めていく運動療法や促通方法を学ぶものとなっております。
想定症例はブルンストロームステージⅠ〜Ⅱとなります。

step2:痙性麻痺共同運動パターンに対するアプローチと介入戦略(BRSTⅢ〜Ⅳ)
「四肢の分離運動の促通方法」「四肢運動を補償する近位関節の安定性を高めるアプローチ」
この二点のバランスが供給されなければ共同運動パターンからの脱却は困難であり、目的の動作には結びつきません。
今セミナーでは、痙性麻痺による共同運動パターンを呈してしまうケースを想定し、その時期に行うアプローチの考え方や治療介入戦略を学びます。
想定症例はブルンストロームステージⅢ〜Ⅳとなります。

step3:巧緻運動やアクティビティにつなげるアプローチと介入戦略(BRSTⅤ〜Ⅵ)
今セミナーは、ある程度の随意性がありそこからアクティビティに適応させる能力を高めていく状態及び状況で、どのような運動療法を選択していくのかを学びます。
この時期というのは、反復動作訓練や筋トレを選択してしまいがちな時期です。しかしそれだけでは代償活動や過剰な筋活動により運動を阻害してしまう可能性があります。必要な構成を神経生理学と結びつけ、運動の巧緻性や順応性を高めていくためのアプローチ方法や治療戦略を学びます。
想定症例はブルンストロームステージⅤ〜Ⅵとなります。



時間構成は講義だけでなく、「見て」「聞いて」「体感する」講義内容を実技から解釈していけるように行う予定です(実技:講義比=2:1)
内容は分かりやすく噛み砕いて説明いたします。アシスタントもいますので、どの実技内容でも必ずスタッフが周るように準備しています。
明日からの臨床に活かせるよう、現場視点で伝えることをモットーにお送りいたします。

※今セミナーは昨年11月に開催した平日ナイトセミナー(3日間)の内容を1日に集約し、更に資料、実技をボリュームアップしたものになります。
重複する内容もございますが、50%以上はリニューアル致しますので、前回ご参加した方でも安心してご参加頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

【開催要項】

日時:令和2年5月31日(日)10時から17時まで(受付開始:9時半〜)

場所:ケンリハ脳卒中回復ステーション名古屋(名古屋駅より徒歩4分)

受講費:8,000円(当日現金にてお支払いお願いします)

講師:森佑大(ケンリハ脳卒中回復ステーションPT、TMPリハビリテーション研究会代表)

定員:20名

 当日の持ち物:筆記用具、動きやすい服装でお越し下さい

開催場所案内:ケンリハ脳卒中回復ステーション名古屋 地図

住所:名古屋市中村区太閤一丁目1-14  高橋ビル5階(名古屋駅より徒歩4分)

※駐車場が御座いませんので公共交通機関をご利用下さい。お車で来られる方は近くのコインパーキングをご利用下さい。

 

 

 

 

 

 

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